PSP 内蔵の Lflash (flash0~3) へのアクセス方法を解説します。

Lflash とは、PSP に内蔵されている NAND Flash Memory の内の FW や各種設定情報を保存している領域です。この領域は4つの論理パーティションに区切られて Flash0, Flash1, Flash2, Flash3 としてそれぞれ異なる用途で使用されています。詳しくは後述。
通常はユーザーが Lflash にアクセスしてこれを書き換えることは不可能ですが、CFW をインストールした PSP ならば、それが可能となります。
メリット- ユーザー自身で Lfalsh を任意に書き換えて PSP のカスタマイズが行える
- Lflash のバックアップが取れる
デメリット- Lflash を書き換えることにより、最悪の場合 PSP がブリックしてしまう可能性がある
<Lflash (flash0~flash3) アクセス方法>CFW には デフォルトで Lflash にアクセスする機能が搭載されています。
この機能は リカバリーモードまたは VSH MENU から使用することができます。
Lflash の書き換えには危険が伴います。十分に注意して作業を行ってください。最悪の場合、PSP がブリックする可能性があります。
また、万が一ブリックした際に、復旧できるよう Despertar del Cementerio (Universal Unbricker) などを用意しておいた方が良いです。用意する物- CFW インストール済み PSP
- USBケーブル
- メモリースティック
- PC 側にリムーバブルディスクとして認識させてアクセスするため、PSP のスロットに挿入されている必要があります
リカバリーモード から Lflash にアクセス- R ボタンを長押ししながら、PSP の電源を投入し、リカバリーモードを起動します。
- メインメニューから Adavanced -> を選択します。

- PC と PSP を USBケーブルで接続します。
- Toggle USB (flash0) ~ Toggle USB (flash3) よりアクセスしたい領域を選択します。

- PC 側がリムーバブルディスクとして認識し、Flash0~3 にアクセスできます。

VSH MENU から Lflash にアクセス- XMB 上で SELECT ボタンを押して、VSH MENU を起動します。
* 起動しない場合は、リカバリーモードから Configuration -> Use VshMenu を Enable に設定する必要があります。
- USB DEVICE で Flash 0 ~ Flash 3 の中からアクセスしたい領域を選択し、EXIT から終了します。

- PC と PSP を USBケーブルで接続します。
- [設定]→「USB接続」 を選択します。

- PC 側がリムーバブルディスクとして認識し、Flash0~3 にアクセスできます。

<ファイル属性の表示、解除>FW 3.60 以降では内蔵 Lflash 内のファイルに隠し属性やシステム属性などのファイル属性が付加されており、ファイルが表示されなかったり書き換えができなかったりします。
そこで、Lflash を弄る際には、ファイル属性を表示させる設定にするか、もしくは解除する必要があります。
ファイル属性を表示するLflash にアクセスした際に一時的にファイル属性を表示させる方法です。
Windows に備わっている大事なファイルまでもを書き換えてしまわないようにするため、Lflash にアクセスしている時以外は非表示設定にしておく方が望ましいです。
- リカバリーモードまたは VSH MENU から Lflash にアクセスします。
- メニューバーの [ツール]→[フォルダオプション] を開きます。

- [表示] を選択し、[詳細設定] から、「ファイルとフォルダの表示」項目の「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選択します。
また、「保護されたオペレーション システム ファイルを表示しない (推奨)」のチェックマークを外します。

システム属性を外す際に警告表示が出ますのでよく読んで「はい」をクリックします。

- 「適応」をクリックして設定を反映させます。

- これで、Lflash のすべてのファイルが表示されます。
書き換えを行ったあとは、同じようにして設定を元に戻してください。

ファイル属性を解除するコマンド プロンプト (Cmd.exe) で Attrib コマンドを使用して、ファイル属性を解除します。一度解除すれば、次からは解除されたままなので、便利です。
- リカバリーモードまたは VSH MENU から Lflash にアクセスします。
この時リムーバブルディスクとしてマウントしているドライブを確認しておきます。この場合はHドライブ。

- PC で「スタートメニュー」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を選択してコマンドプロンプトを起動します。

- cd /D H:\ と入力して、「Enterキー」を押します。
Hには先ほどの確認したドライブのアルファベットが入ります。

- さらに attrib -S -H /S /D と入力して「Enterキー」を押します。

- これでこの領域は隠し属性とシステム属性が解除されます。
<Lflash について>- Flash0
FW (CFW) のモジュール郡を格納しています。
Flash0 のファイルが欠如・破損すると、最悪の場合 PSP は起動できなくなります。
PSP-1000 では 23.9MB、PSP-2000 では 40.9MB の容量を持ちます。
- Flash1
レジストリを含む各種設定情報や壁紙・テーマなどを格納しています。また、CFW の設定を Flash1 のルートに config.se というファイルで保存しています。
リカバリーモードの Advanced -> Format flash1 and reset setting を実行するか、START+SELECT+△+□ボタン を同時押ししながら電源スイッチをオンにすることによってフォーマットが行えます。
PSP-1000 では 3.92MB、PSP-2000 では 4.92MB の容量を持ちます。
- Flash2
PSN で購入したゲームの情報などを含んでいる本体固有のファイル act.dat を格納します。
PSP-1000 では 944KB、PSP-2000 では 3.92MB の容量を持ちます。
- Flash3
利用目的は不明です。
PSP-1000 では 880KB、PSP-2000 では 9.04MB の容量を持ちます。
PSP-1000 の Flash0 の容量は PSP-2000 に比べ非常に小さいですが、
Despertar del Cementerio (Universal Unbricker) v8 の Format Lflash を使用してリパティーションを行い、Flash0 の容量を確保することができます。
お金を出して買ってください。コピーゲーム(ISO/CSO) 解説UMDを購入して遊ぶ、という発想はないんですか?nannCFW5.50 GEN-B リリース初めまして天誅・参ができません。どうしたらできるのでしょうか?アマルコピーゲーム(ISO/CSO) 解説どうすれば・・・・bitcometのファイルを、
isoかcsoのファイルに出来るのですか?
あとそのファイルのkbが、
18kbなんですが。
あと名前は
isoとかcsoにしたけど起動できませユウマUPTInstaller v4 for PCuptinstaller v4についてuptinstaller v4が置いてあるサイトへ接続できません。ほかに入手方法はあるのですか。コピーゲーム(ISO/CSO) 解説お聞きしたいCFW5.00M33-4に改造したのですが、このCFWではUMDから吸いだしたコピーゲームはできるのでしょうか?たる